ぶるぐれの日常

CML(慢性骨髄性白血病)と共に生きていこう! いろんなことをゆるっと書いていきます

新型コロナウイルス対応してみて

東京では新型コロナウイルス感染者数が3000人を超えました。ほんとに感染者数増加が止まらない状況が続きますね。

僕は看護師として病院で働いていますが、新型コロナウイルス罹患患者さんの担当もしたことがあるのでその時の気持ちや状況について書いていこうと思います。

※僕が担当をしたのは結構前で、病院自体も新型コロナウイルス陽性患者さんを初めて受け入れた時なので今とは状況が変わってるかもしれないのでゆるーく読んで下さい。

 

元々陽性患者を受け入れる病院は決まっていましたが、感染者数が増加し決められた病院では満床に近い状況が続き、行政から要請が来て受け入れることになりました。

ついに来たな〜って感じでした。

そして急に担当するのは僕がいる部署のスタッフともう1つの部署のスタッフということになり、対応出来るスタッフが選抜され、僕もそのメンバーになってました。

嫌とかそういう感情はなく、まだまだシステムも場所も対応もすべて試行錯誤の段階なので上手く対応できるかという緊張感の方が強かったです。

実際に日勤・夜勤も経験してみて

とにかく防護服が暑い!とにかく暑い!ほんとに暑い!(笑)

3回も言っちゃうくらい暑かったです。肌とエプロンが汗で密着して、制服もベタベタになってなかなか大変でした。

あとはやっぱり感染のリスクがどうなのかということでしたが、防護服を使用して、最新の注意を払っているため、僕自身は感染したらどうしようという思いは少なかったです。他のスタッフの中には感染のリスクを懸念する人も当然いて、その気持ちもよくわかりますが対応スタッフという意識を持って、絶対に感染しないようにしようという気待ちが強かった気がします。

 

いろいろな思いがありましたが、1番大変で不安なのは患者さんだと思います。長い期間同じ部屋にいて、部屋の中に入ってくるスタッフは防護服だから顔も表情もわからないし、お風呂もはいれないし・・・

ほんとに制限の多い生活だと思います。

感染面の視点から訪室は最小限にとのことでしたが、誰とも関わることのない空間だったと思うので、なるべく部屋にいる時は何気ない会話をするように心掛けてました。

最後はちゃんと陰性が確認でき退院する事が出来て良かったと思います。

 

そこから期間は空きましたが、行政からもっと受け入れるようにと要請があり、今は専用病棟が確立しスタッフの確保もされ運営されています。

今は対応スタッフではないですが、話を聞くと患者さんもスタッフもほんとに大変な思いをしてると思います。

感染拡大が止まらないけどまた安心して楽しみながら暮らせる世の中になってほしいなーと思います。

そのためにも、基本の手洗い、うがい、マスクの装着、節度ある行動をこれからも続けて行きたいですね。

みんなで乗り切りましょ〜!!